ぐるりの事
ぐるりの事という映画を見た。
ぐるりとは、身の回りにある事という意味らしい。
流れは、子供が死んでしまった母親が、鬱になり夫にもささえられ、少しずつ再生していくという話だ。
少し、ニュアンスは違うかもしれない。
あまり、最初は良い映画だと理解できなかったが、それは多分違っていて、自分自身が精神的に子どもだからだと思う。
世の中におきるめんどくさいいろいろな事を経験した大人であれば、すごく学びがあるのだろうと思う。
僕なりに、考えた事は、愛とは理解することではないという事。
人は理解できない。理解しようとしても出来ない。
けれど、近くにいてあげる。
そういう事なのかなと思う。
妻がうつ病になってしまうのだけれど、その夫は常に優しく、しかしその感情に影響されず、飄々としていた。
今日、母がいらいらしていた。
自分自身も、冷静さを欠きそうになった。
しかし、自分は冷静だと振る舞い。あえて、鈍感な自分を演じた。
すると、気がつけば機嫌が元に戻っていた。
また、めんどくさがらず、他人と思いこむ事で、冷静に心配する事が出来た。
人は、理解できない。
共感だって難しい時は必ずある。
その時の心の持ち方が少し変わったのかもしれない。
ぜひ、結婚して色々な辛さを感じる大人の方なら、もっと感動するのではなかろうか?
ぜひぜひ見てください。
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