ゲームに飽きた
最近、春休みに入り、就活から逃げるようにゲームをしていた。
飯もほとんど食わず、体調も悪かった。
だからこそなのかも知れないが、プツンとゲームに飽きてしまった。
ほんの少しの安心さえある。これでやっと現実と向き合える。
そして、やりたいではなく、下手になるからやらなきゃっという変な感情。もったいないという気持ちもある。
楽しくない時に見えるものがある。
例えるのなら、野球の興味のない人が野球をただ棒で球を打つだけとみるように、そういう客観的に浅い見方で、ゲームを見てしまっていた。
本質はしょうもないものだと思う。
全てにあてはまるものなのかわからないが、上手くならないとしたら、その物事自体はただただつまらないものだと思う。
上手な人を見て、楽しそうだなと思うけれど、そこそこ上手くなってしまってから、成長出来なくなってつまらなくなってしまった。
自分を客観視できるようになって、自分の上限を感じるようになって、つまらなさを感じてしまうようになった。
ゲームに飽きたのではなく、成長出来ない自分に飽きた。わかっている。
ゲームの中でも適性がある。
得意苦手がある。その苦手の部分を上手になろうと努力した。
けど、上手くならない。だから、やめてしまいたくなった。
今まで、全てそうだった。
始めるときは、自分の適性を信じて頑張った。
けど、いつか適性がないと感じるようになり、そこから成長出来なくなってしまう。
今まで全てそうだったと思う。
下手でも楽しいなんていうのは、最初だけだと思う。
これ以上上手くならないという予感。それが、やる気を奪う。
今までやめてきてしまった全ての事と、今やってる事と何も変わらない。
上手くなってきて、客観的に見えるようになって、挑戦しなくなって、飽きてしまう。
適性のない部分と向き合ってでも上手くなりたいと思えるのか。
ただ、思うのは、もう新しい事を始めるのはやめようと思う。
おそらくこれからも適正があると感じる、初めて行う趣味があるだろう。
しかし、この壁を超えなくては、何も出来ないと思う。
どうすれば、楽しくない事が楽しくなるのだろう。
新しい挑戦かもしれない。
これからもゲームを続ける。
もしくは、一生上達を目指す事はやめる。