寂しい
今まで、自分の中に抱えていたものを親にさえ黙っていた。
なんとなく恥ずかしい、というよりなんか自信がなかった。
受け入れてくれるのだろうかとか。
最近、本音で親と話して自分が抱えていたた事を少し話すようになり、やっと始めて相談者が出来た。
一人で生きていたのに、相談者がいるだけで、すごく安心できた。
そして、今一人で下宿先に帰り、親が作ってくれているご飯を食べていると、すごく寂しいのだ。
僕は独りぼっちなのだ。
だれか、相談相手が出来て初めて寂しさを感じている。
昔は一人になりたかった。
周りの目を気にしていたから。
けど、今は寂しい。
一人で生きていくということは不可能だとやっと気がついた気がする。
もし、可能であるとすれば、擬似的な人間関係とか、そういうものに逃げてみたら可能なのかもしれない。
一人では生きていけない。
それは、恥ずかしいけれど、僕にとっては確かな事実なのだと思う。